水について その1
私が考える4つの大きなカテゴリーの中の1つ〔食〕の{水}について書いてみたいとおもいます。
このようなコラムの最初に水を選んで、その事について何冊かの本を調べてみましたが、あまりにも壮大なテーマだと解り少し萎縮しそうになりながら、私なりにまとめてみたいと思います。

水は人間を含めこの世に生を受けた生き物にとって生きるために絶対に欠かせないものであり、人間は食べ物がなくても数日から数週間は生きられますが、数日水をきらしたら脱水症状を起こし死んでしまいます。
体内に含まれている水のうち、体重の10%を失うと危機的状態になり、20%を失うと死を意味します。人間の体は、
大人の体重の60% 新生児の場合は実に80%は水で出来ている ので、見方を変えると皮膚が皮袋のようなもので、その中に水を蓄えている生き物に思えます。
 水を人間は、
飲み水 1リットル  食べ物の水分 1リットル
体内でタンパク質・炭水化物・脂肪を燃やして出る水分 0.5リットル

計  2.5リットル補給し、 体内でその水は
1)老廃物の排泄を促し、新陳代謝を活発にする。
2)発汗を助け体温調整する。
3)有害汚染物質などの希釈・吐剤の役目をはたす。

などの働きをし、1日約 2.5リットル
尿・大便から1.5リットル 吐く息から0.5リットル 皮膚から蒸発0.5リットル
排泄しています。
人間は1日2.5リットルを代謝しながら毎日生きているのです。

体を構成している、また生きるため必要な水がどのような物か、 どのように取り込んだらいいのか、みなさんと一緒に考えていきましょう。
私達の一番身近な水と言いますと、蛇口から出てくる水道水を思い浮かべませんか?
少し前のホームドラマだと、よく蛇口から出てくる水を飲んでいるシーンがあり、私も中学・高校の時の部活の練習の合間に先輩の目を盗んで蛇口から水を、喉を鳴らしながら飲んだのを今でも覚えていますし、またその水がとてもおいしく感じました。
今のホームドラマには、そのようなシーンはあまり無いようですし、私も何時からなのか覚えていないですがそのようなことはしなくなりました。
2001年に行われた朝日新聞社の世論調査では、国民の水道水離れがクローズアップされ、水道水をそのままでは飲まない人が半数近くになり、女性や若者、東京や大阪など都市型の人ほど水道水を飲まない割合が高くなっているそうでず。どうしてそのようになったのでしょうか?
それは、水道水のカルキ具さや味の悪さが考えられ、やはり私を含めて水道水への不安が一番大きいと言われています。
  その原因は、水道水の水源に環境破壊・農薬汚染・産業廃棄物に含まれている有機物などが多く含まれるようになり、
それを浄化するために塩素と言う物質が必要になり、
浄化に役に立つはずの塩素が水道水の味を損ねています。
カルキ臭さは、塩素と細菌が反応することによって発生するもので、
細菌が多ければ多いほど多量の塩素が必要になり言い換えれば、
水道水のカルキ臭が強い地域はその分水源の汚染がひどいといえます。
また近年、塩素によって引き起こす問題物質
トリハロメタンを作ってしまいます。
 トリハロメタンは、水の中の有機物に塩素が化学反応によって発生し、その毒性は大量に摂取すると中枢機能の低下・肝機能の低下・腎機能障害・発ガン作用・痴呆・イライラ・疲労の原因になると言われています。

やはり水道水の味や状態を悪くしているのも、私たち現代人であり自然を無視した産業によってもたらされた結果なのでしょう。
 しかし私達はその産業の恩恵を受けて便利で快適な暮らしを享受しているのです。

何かを享けると何かを失うものなのでしょうか?

この地球に住んでいる私達一人一人が、市民レベルで環境破壊を少しでもくい止めること真剣に考えなければならない時に立たされていると思います。
まだ水をテーマにした水道水の話をしているのに、こんなコメントなっていますが、また次回続きを書いていきます。